戦略経営企画における経営革新は主唱者である経営責任者の意図を的確に知ることから始まります。
一般的に、経営責任者の意図は抽象的な言葉で示されることが多いので、一度聞いただけではその真意を十二分に理解することは通常困難を極めます。
だからこそ、最初にお伺いしたことをもとに、経営責任者の関心事や物事の見方考え方を広く確認しながら、具体的な革新の目的が何かを長期にわたり考え続けて参ります。
そして、具体的な事実分析や検討結果を報告して協議を重ねる事により、その意図を深く理解するように努めて参ります。
この繰り返しの中で経営責任者の構想がより明確になり、その組織体への具体的な指示が徐々に出せるようになります。そこではじめて的を射た革新への動きが始まることとなるのです。