二十四節気 | 七十二候 | |
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冬 | 21 大雪 | 61 初侯: 空寒く冬となる(そらさむく ふゆとなる) |
62 次侯: 熊穴にこもる(くま あなにこもる) | ||
63 末侯: 鮭魚群がる(さけうお むらがる) |
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也西高東低型の冬特有の気圧配置が強まり、日本海側や北国の山々は雪の衣を纏って冬の姿となり、雪が大いに降り積る頃です。大地の霜柱を踏むのもこの頃からで、朝夕には川や池、水溜りで氷を見かけるようになります。山の峰は雪に覆われ、平地でも雪が降る頃で、本格的な冬の到来です。ブリなど冬魚の漁が盛んになり、クマが冬眠し、南天の身が赤く色付く頃です。
二十四節気 | 七十二候 | |
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冬 | 22 冬至 | 64 初侯: 冬生じ夏枯る(ふゆしょうじ なつかる) |
65 次侯: 鹿角おつる(しかつの おつる) | ||
66 末侯: 雪下りて麦のびる(ゆきおりて むぎのびる) |
日南の限りを行て日の短きの至りなれば也一年中で最も夜の長い日です。北半球では太陽の高さが最も低く夜の長さがもっとも長く、昼の長さがもっとも短い日です。この日より日が伸び始めることから、古代の暦は冬至を1年の始まりとしていました。この日は、柚子湯に入り小豆粥(あずきがゆ)や南瓜(かぼちゃ)を食べて無病息災を祈ります。暦の上では冬の半ばですが、寒さはむしろこれからが本番です。「冬至冬なか冬はじめ」。