二十四節気 | 七十二候 | |
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冬 | 19 立冬 | 55 初侯: 椿開き始む(つばき ひらきはじむ) |
56 次侯: 地始めて凍る(ち はじめてこおる) | ||
57 末侯: 金盞花香し(きんせんか こうばし) |
冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也冬「ふゆ」は万物が冷ゆ(ひゆ)る季節。立冬とは冬の始めのことで、この日から立春の前日までが暦の上での冬となります。日は短くなり、陽の光も一段と弱く、時雨(しぐれ)が降り、冬の気配が伺えるようになる頃です。北国や高山からは初雪の知らせが届き、関東では空っ風が吹く頃で、紅葉前線が降りてきて、落ち葉も目立つようになります。
二十四節気 | 七十二候 | |
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冬 | 20 小雪 | 58 初侯: 虹隠れて見えづ(にじ かくれてみえづ) |
59 次侯: 北風木の葉を払う(きたかぜ きのはをはらう) | ||
60 末侯: 橘始めて黄ばむ(たちばな はじめてきばむ) |
冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也冷え込みが厳しく小雪がちらつきはじめる頃です。この頃から西高東低型の冬特有の気圧配置が多くなり、雪の季節を迎えてまいります。冷え込みは厳しく、陽射しは弱まり、木々の葉は落ちてまいります。平地にも初雪が舞い始め、遠い山の頂きには雪が見られ、冬の到来が感じられる頃です。