二十四節気 | 七十二候 | |
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春 | 1 立春 | 1 初侯: 東風凍を解く(はるかぜ こおりをとく) |
2 次侯: うぐいす鳴く(うぐいす なく) | ||
3 末侯: 魚氷にあがる(うお こおりにあがる) |
春の気たつを以て也二十四節気の最初の節。この日から立夏の前日までが春です。まだ寒さの厳しい時期ですが日脚は徐々に伸び、九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始める頃です。立春の前日は節分、立春から88日目を八十八夜、210日を二百十日、220日目を二百二十日と呼んでいます。立春以降初めて吹く南よりの強い風を「春一番」と言います。
二十四節気 | 七十二候 | |
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春 | 2 雨水 | 4 初侯: 土が潤い起る(つちが うるおいおこる) |
5 次侯: 霞始めてたなびく(かすみはじめてたなびく) | ||
6 末侯: 草木萌え動く(そうもく もえうごく) |
陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也暖かさに雪や氷が解け出し、蒸発し雨水となって降り出すころです。空から降るものが雪から雨に替わり、深く積もった雪も融け始めます。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始めます。春一番が吹く頃は、昔より農耕の準備を始める目安と言われています。