二十四節気 | 七十二候 | |
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春 | 5 清明 | 13 初侯: 燕来る(つばめ きたる) |
14 次侯: 雁水へ帰る(がん みずへかえる) | ||
15 末侯: 虹始めて見る(にじ はじめてみる) |
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也清明とは「清浄明潔」の略で、草木が芽吹きだして、草木の種類が明らかになってくる頃です。この頃の晴れ渡った空は、まさに「清浄明潔」という言葉が相応しく、地上に目を向ければ、新芽が芽吹き、百花が咲き競う季節で、万物が新鮮になり、明るく清清しく美しい頃です。草木清明風光明媚。
二十四節気 | 七十二候 | |
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春 | 6 穀雨 | 16 初侯: 葭始めて生づ(あし はじめてしょうづ) |
17 次侯: 霜止み苗出づ(しもやみ なえいづ) | ||
18 末侯: 牡丹花咲く(ぼたん はなさく) |
春雨降りて百穀を生化すれば也穀雨とは『五穀を潤す雨が降る』と言われてるように、穀物の成長を助ける雨の事を言います。田畑の準備が整い、柔らかな春の雨が降る頃です。この頃より変りやすい春の天気も安定し日差しも強まってまいります。春の最後の節気で、穀雨の終わる頃に八十八夜になります。八十八夜は日本独自の雑節で、立春から数えて88日目の日、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などと言われるように遅霜が発生する時期のため、農家に対して特に注意を喚起するために作られました。