二十四節気 | 七十二候 | |
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夏 | 9 芒種 | 25 初侯: 蟷螂生づ(かまきり しょうづ) |
26 次侯: 腐草蛍となる(ふそう ほたるとなる) | ||
27 末侯: 梅の実黄ばむ(うめのみ きばむ) |
芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也芒(のぎ)とは、イネ科の植物にあるとげの様な突起の事で、芒種は、この様な芒(のぎ)のある穀物の種を播く頃の事です。実際の日本の季節ではこれよりも早く済ませているようです。麦はちょうど黄金色に色づき、まさしく麦秋の頃です。西日本では梅雨に入る頃です。
二十四節気 | 七十二候 | |
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夏 | 10 夏至 | 28 初侯: 乃東枯る(ないとう かるる) |
29 次侯: 菖蒲花咲く(しょうぶ はなさく) | ||
30 末侯: 半夏生づ(はんげ しょうづ) |
陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也夏至とは太陽高度が最も高くなり、太陽は最も北に寄り、北回帰線の真上までくることから、一年の中で昼間が最も長い時期となります。一年で昼間が最も短い「冬至」と比べると、5時間余りも昼間が長くなっていますが、日本では北海道を除き梅雨の頃になりますので、日照時間はむしろ冬よりも短いようです。ただ、太陽高度が最も高い時期なので、晴れれば強い日差しをもろに浴びることになり、「日焼け」には特に注意が必要な季節です。あじさいや花しょうぶなどの雨の似合う花が多く咲く季節です。