二十四節気七十二候 【寒露】【霜降】

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二十四節気七十二候

【 寒露 】 【 霜降 】

二十四節気  【 寒露 】 【 霜降 】

17 寒露 【 暦便覧 】
陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也

二十四節気 七十二候
17  寒露 49 初侯: 雁来る(がん くる)
50 次侯: 菊花開く(きっか ひらく)
51 末侯: 蟋蟀戸にあり(きりぎりす 戸にあり)

陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入り、稲刈りもそろそろ終わる時期。こおろぎなど秋の虫たちの声が鳴きやんで、雁などの冬鳥が渡ってくる頃です。寒露とは、冷たい露の結ぶ頃という意味で、そろそろ朝晩は寒さをおぼえるようになります。露が冷気により凍りそうになる頃です。季節は秋の長雨が終わって、これからが本格的な秋になります。寒露をすぎれば、雨の日には、もう吐く息が白く見えるようになります。秋土用(10月21日頃)。

18 霜降 【 暦便覧 】
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也

二十四節気 七十二候
18  霜降 52 初侯: 霜始めて降る(しも はじめてふる)
53 次侯: 小雨時々降る(こさめ ときどきふる)
54 末侯: 紅葉蔦黄ばむ(もみじつた きばむ)

つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也野の花の数は減り始め、かわって楓(かえで)や蔦(つた)などの紅葉が盛りとなり、露が冷気により霜となって降り始める頃です。霜は最低気温が3度を割る頃から降り始め、北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をし始めます。この日から立冬までの間に吹く冷たい北風を「木枯らし」と呼んでいます。

二十四節気  
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