二十四節気 | 七十二候 | |
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春 | 3 啓蟄 | 7 初侯: 巣籠もりの虫戸を開く(すごもりのむし とをひらく) |
8 次侯: 桃始めて咲く(もも はじめてさく) | ||
9 末侯: 菜虫蝶と化す(なむし ちょうとかす) |
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて冬眠から覚めて初めて姿を見せるころです。実際には虫が活動を始めるのは、概ね一日の平均気温が10℃以上になってからです。柳の若芽が芽吹き、蕗(ふき)のとうの花が咲く頃です。
二十四節気 | 七十二候 | |
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春 | 4 春分 | 10 初侯: 雀始めて巣くう(すずめ はじめてすくう) |
11 次侯: 桜始めて開く(さくら はじめてひらく) | ||
12 末侯: 雷声を出す(かみなり こえをだす) |
日天の中を行て昼夜等分の時也【春彼岸】(春分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事(彼岸会)のことで、期間内にお墓参りをして祖先の霊を供養する行事)は、この時期に催されます。花冷えや寒の戻りがあり、暖かいと言っても油断は禁物な時期で、この日を境に本格的な春が始まります。春分は太陽が春分点に達して昼夜の時間が等分になる日で、太陽は真東から昇り真西に沈みます。この後は一日におよそ2分間ずつ昼間の時間が長くなっていきます。